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新しい林業への挑戦

9時今井産業本社。10時邑智森林組合日野原課長来社。上津井の山林評価見積書を頂く。我々一族が所有している山林の経営について相談しました。戦後の復興期が終わり昭和40年代になると木材需要が減少、加えて木材の輸入関税撤廃により、外国産材が安く市場に出ることで、国産材価格が低下し山林経営は困難になりました。その頃杉、檜の植林こそ行われたものの、下刈り、枝打ち、間伐等必要な手入れが行われなくなり、山は放置されおよそ50年サイクルを必要とする林業経営は成り立たなくなり、山林の荒廃が進みました。今では相続登記すらされないままに所有者不明で放置された山林が増え続け、日本の貴重な資源であるべき山林の活用が困難になっています。日本列島は国土の70%以上が山林で、温暖な気候にも恵まれ、木材を繰り返し利用可能な資源として活用することで安定した生活を可能にし、同時に良好な農作物生育とも相まって、地球上で最も恵まれた土地として多くの人類が日本列島にやってきて文明を築いたという歴史があります。この歴史を想う時我々は木の文化を大事に後代に引き継いで行く使命があります。良いことに近年木材を高層建築に使う技術開発が進み、木材の需要は高まりつつあります。一方で、二酸化炭素排出増加による地球温暖化が問題視(科学的根拠は曖昧のままですが)され始め、山林の乱開発が抑制されるようになり、環境保護の機運とも相まって木材供給が減りつつあります。このような需給環境好転の中で林業を見直す絶好の時機到来です。ただし、昭和30年代の様な林業とは異なる事業形態に取り組むべきと思います。林業家がほとんど姿を消した中で、奮闘されている森林組合さんとも連携して新しい林業の模索を始めようと思います。

今井美術館で佐々木恵展開催中です。なんともほっこりする作品ばかりです。

一時半斎藤さんとZOOMミーティング、香木の森指定管理事業について打ち合わせしました。3時尾川設計士と江津駅前広場整備事業について協議。4時吉田社長来訪、駅前整備事業について説明、事業参画の提案をしました。

大相撲九州場所三日目、大関琴桜が一敗しました。恵まれた体力、才能は感じますが、これならば絶対と言うものが無いので、何処かで取りこぼしが出ると思います。今場所も大の里に勢いがあります。

抗癌剤を止めてから体調が戻りつつあります。後は再発しないことを祈るだけ。再発しても受け入れます。

 14,070

本日の体重 46.0キロ 体脂肪率 4.5

ご家族連れでお出でください。
ご家族連れでお出でください。