私は昭和19年生まれで正に戦後世代の一人です。この80年、戦後の復興から高度成長時代を経て、30年以上に亘る永い低迷期を過ごし、新しい時代を切り開くべき時期に差し掛かっていると思います。昭和20年の敗戦を期に、表面上は全てが変わったように見えましたが、社会はそう簡単に変われるものでは無く、二千年以上にわたる日本の文化、制度、価値観の上に建てられた戦後の見せかけの民主主義の綻びが、小手先の修理ではどうにもならないほど大きくなっています。かなり大きなテーマなので、詳細は別の機会に書こうと思いますが、そう感じる端緒を書きますと、大谷、大の里などの新しい世代の出現です。彼らとその前の世代との違いは、インタビューの際のコメントにはっきり表れています。それまでのお相撲さんや野球選手などのインタビューは正直、「何を言っているんだ」と思うものが多かったのですが、大谷や大の里のインタビューでの発言は、取り組む姿勢にとどまらず、人間的にも素晴らしいと思うことが多く、時代が転換点にあることを感じます。そろそろ戦後時代を終わらせ、二千年以上にわたって築かれてきた日本人の価値観、歴史、文化の上に新しい制度を構築していくべき時だと感じます。私も、父、兄から引き継いだものを、次の世代に引き継いで行く時が来たと思う今日この頃です。
本日の体重 42.2キロ 体脂肪率 3.0
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