５１年前の今日

５１年前の今日、江の川の大水害が発生しました。当時私は久留米支社勤務でしたが、島根県の交通網がずたずたになり直ぐに帰る事も出来ず、１６日になってやっと車で島根に向かいました。江津までは何とかたどり着きましたが、そこからの２６１号線は相当傷んでいて、何とかやっと川戸まで来たところで桜江大橋が流失していて対岸の我が家に行くには、車を置いて梯子で変わ底まで降りてそこから直ぐ近くの我が家の有ったところまで行ってみると、我が家のみならず、事務所も向上も跡形もなく流れていて、いや、町全体が軒迄水に浸かっている状態で、茫然としました。それから３年後には退職して帰郷しましたが、江の川流域の復興が始まっていました。高い堤防ができ、町もつくりかえられ、当時の面影は今はもうありませんが、未だに築堤は行われていて、支流の築堤迄考えると一体何時完成し、災害の無い街になるのか見通せません。堤防は出来たものの、江の川の姿は一変し、かっての美しい江の川の姿は消えてしまいました。人間と自然が共生することは可能でしょうか。何千年の歴史の中で共生してきた地域がこのような形になってしまうことにいささかの疑問を感じざるをえません。９時半原田理容で整髪し今井産業へ。泰之は未だ回復せず欠勤していました。お昼を美川旅館で済ませて帰宅。