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公共下水道の処理水

9時石見ケーブルビジョン出社。先日斉木さんから相談を受けた、「公共下水道の処理水放出口には魚などが少ない」ことについて、以前からお付き合いのある水環境研究所に問い合わせました。一般的に公共下水道の処理水放出口付近の川には魚がいないことが判っていますが、その原因については良く分かっていません。考えられる原因の一つは、処理水放出の前に、病原菌が川に流れ出るのを防ぐために、必ず何らかの殺菌をしなくてはならないことが条例で決められていますが、その殺菌が必要以上に強すぎると、水中の生物にとって有用である微生物まで殺してしまうという事が考えられます。殺菌が強力すぎると時に魚が死ぬことまであるようですが、その原因の究明は行われておらず、殺菌は依然として従来通り行われているのが実情です。特に地方の農業集落排水施設については、地方の人口減少もあり大きく問題にされてこなかったこともあるようです。SDGsが注目をされていますが、その一方で、このような自然を毀損することについて目をつぶっているのは問題だと思います。魚が少なくなるだけでなく、知らずに水を汚染することが見逃されているのではないかと危惧します。これは漁協の問題だけではなく、いずれ人類に跳ね返ってきます。早く対応する必要を感じます。斉木さんにはこのように提案しました。が、グレタさんのように、誰かが発言する必要があるのではないでしょうか。

午後合銀江津支店にDMOの資金についてお願いをしてきました。