３月２１日分：石見ワイナリーホテル

今日は２５日オープンするワイナリーホテルにご招待いただきました。その前に、口羽の延命寺で椿の植樹祭に参加します。９時半、延命寺に到着すると、本堂でコンサートの準備が行われていました。長年加藤登紀子さんのコンサートをギター演奏で支えてこられた方が、ちょうど広島に来れれたので、延命寺に立ち寄ってコンサートを開いていただけることになったようです。ビートルズの曲など、私にもわかる曲を演奏いただいて、しばし耳供養をさせて頂きました。終わって１１時過ぎから植樹祭が行われ、コンサートの参加者がそれぞれ１本ずつお寺の裏山に椿の苗を植えました。私は生憎支度をしていなかったので、植樹は出来ず、途中で失礼して奥さんを連れて江の川沿いの川の駅「常清」に行き、鮎と季節の野菜のてんぷらをいただきました。食後、雨が上がったようなので、すぐつい近くにある「常清の滝」見物に出かけました。駐車場から直ぐに急こう配の登坂は結構膝に負担がありますが、時間をかけて滝にたどり着きました。前回見た時よりも水量も多く迫力満点でしばらく見とれていました。最初は私達だけでしたが、次々に見物客がきて、人気スポットだと感じました。少し時間は早かったのですが、２時過ぎに美郷町の石見ワイナリーホテルに到着、杦村支配人に出迎えていただきました。ホテル設計は広島の沖本設計、建設は今井産業と山陽空調工業さんとのＪVで建築したものです。沖本さん曰く、「星野リゾート」に負けないものをと力を入れた自信作とのことですが、支配人からもいろいろ注文があって、現場は苦労したと聞きました。皆さんの知恵と努力で、本当に立派なホテルでした。部屋数は２４室、収容人員は７４人だそうですが、美肌の湯かけ流しの温泉風呂、上がった後にゆっくりとくつろげる癒しの空間、町の教育委員会の協力で２４００冊の本が好きに読めるようになっていてフリードリンク付き、これなら一日のんびり楽しめると感じました。広島方面からのお客さんが沢山来られるような気がします。私たちの部屋から正面に江の川、横の窓から桜並木が楽しめ、ロケーションも最高です。６時から、本日の招待客全員の食事会があり奥さんと参加しましたが、サイクリストビューの森脇ご夫妻と同じテーブルになり話が弾みました。山陽方面から沢山の名士が来ておられ、浅田社長の交友の広さを感じさせられました。このホテルが地域観光の拠点となって、江の川流域の観光に繋がることを祈ります。