小池東京都知事が記者会見を開き、「不要不急の外出自粛を要請」しました。その後次々に神奈川、千葉、埼玉の知事も同様の発言をしました。特に多くの若い人たちが3連休に花見に出かけたことが危機感を呼んだようです。確かにこの3日、新たな感染者が急増しています。そして今夕6時から安倍総理が記者会見を開き同様の要請をしました。イタリア、スペイン、イランから見ると確かに日本の感染者は少ないのですが、感染経路の判らない感染者がどんどん増えているうえに、少し警戒感が緩んでいるようにも見えます。このままでは、オリンピックも1年延期しても開けるかどうか定かでない気がします。
パンデミック、オーバーシュートなどと横文字でいわれると、実感が湧かないのではないでしょうか。なんとなく他人事で、遠い話だと思わせないよう、ここはひとつ、ちゃんとした日本語で危機意識に訴えてほしいものです。
よそと比べるのもなんですが、ドイツのメルケル首相の国民への演説は日本の政治家も見習ってほしいほどの立派なものでした。こういう時に政治家の力が現れるのだと思います。
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