スポーツ選手とバラエティー番組

今年はスポーツ界にニューヒーローがたくさん生まれました。特にラグビーと女子ゴルフ。特にラグビーは、スポーツとしてその面白さが見直されました。体力的には海外の選手に劣るのに、ハードワークと戦術でカバーしたことが、日本人の魂を揺すぶったのだと思います。試合後のコメントもサッカーや野球選手などよりもはるかに知的で素敵でした。女子ゴルフの渋野日向子さんは、黄金世代の中でも、今まではスポットがあまり当たっていなかったのに、プロテストを合格したプロ初年度に、日本のメジャーが初優勝で、それでもまぐれとぐらいにしか思われていなかったのが、世界のメジャーのAIG全英女子ゴルフで樋口さん以来４２年ぶりに日本人として優勝したことで、一気に世界から注目されました。特に試合中もニコニコしていたり、駄菓子をほお張ったりと非常にユニークで、コメントも面白くメディアに引っ張りだこになりました。心配なのは、メディア、特にバラエティ番組の出演依頼が多かったようで、テレビでも見ない日はないくらいで、まだまだ磨かなければならない技術を練習する暇がないのではないかということです。テレビは無責任だから、とりあえず視聴率さえ取れればと、選手のことなどお構いなし。渋野選手の来年の活躍を期待している私としてはそれが心配です。

２時半テニスコートへ。今日は集まりが悪く、中園さん、半年ぶりの浜村君、元重さん、中川さん、私の５人だけ。今年最後の打ち納としては寂しい限りです。４時半終了。