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花冷え

昨日から寒さがぶり返しています。桜は七分咲きになっていますが、いわゆる花冷えでしょう。でもこれで本当の春が来る気がします。新しい元号が発表になっていろんな議論が巻き起こっています。大方は歓迎をし、好感を持って受け入れていますが、いわゆる新聞でいう識者の中には、元号制度そのものに、天皇制を支持するものとして疑問を呈する人(明確に反対というと批判を受けるのが怖いのか、何となくそういうニュアンスを「違和感」という表現で表す)、あるいは、西暦に統一すべきという意見を言う人もあります。しかし、成り立ちはともかく、すでに日本に定着して、1300年にわたって続いてきた制度であり、今や日本だけに残るもので、歴史、文化とは切っても切れないものになっています。民族から歴史や文化を取ってしまったら、日本民族は空虚なものになる気がします。それは日本人の誇りを失うことにほかなりません。そして、歴史や文化が受け継がれているのは今や地方にだけという状況ではないでしょうか。日本最大の都市東京は、世界最先端の情報や技術にあふれていますが、それがむしろ日本の歴史文化を埋没させ、日本人から自信と誇りを失わせているような気がします。。だからこそ、日本が日本らしくあるためには、地方が消滅することなく、歴史、文化を引き継いでいく役割を果たさなければならないと思います。今後とも地方人として地域のために仕事をしようと思います。