10時前松江不動産システム。10時石原社長来社。島根県のケーブルテレビ業界について意見交換。最近の民放番組を見るにつけ、地方のケーブルテレビ業界の存在価値と目指すべき方向を考えさせられます。東京など大都市への集中と同時に地方は少子高齢化が進み、消滅する集落があちこちに出現しています。将来的に日本の人口減少は避けられない状況で、このままの状況が進行すると、日本全体の存続の危機ですが、それを指摘する政治家も、有識者も居ないし、したがって、都市と地方が無なうべき役割と将来の国づくりの具体的な対策が語られることはほとんどありません。メディアは新聞を見てもテレビを見てもまるで金太郎あめのように同じような情報をこれでもかと垂れ流すばかり。ケーブルテレビが地域の現状をしっかりととらえ、地域の存続発展をサポートすることが何よりも必要です。そう言いながらケーブルテレビ業界でも都市部の大手による統合が進み、地域の特色ある報道が少なくなりつつあります。ケーブルテレビ局は狭い地域に限定されているものが多いのですが、地方の存続のためにはある程度の広がりを持った集団が必要で、ケーブルテレビ局の連携は必要です。このように地方のケーブルテレビ局が置かれている現状は、地域の特色ある存続と地域連携と言う微妙なバランスが要求され、それだけケーブルテレビ各局の知恵のある連携が求められているのです。もう私たちの時代は終わろうとしており、若い経営者諸君に重荷を背負っていただかなくてはなりません。きっと彼らがやってくれると信じるしかありません。11時半住創によって帰宅。
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